Rainbow College(レインボーカレッジ)は、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー/セクシュアル(LGBT)などのセクシュアルマイノリティーズが、より良い学生生活を送るために、どうしたらよいかを共に考え、行動するためのインカレネットワークです

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Rainbow College新規約


Rainbow College 規約

2007年4月14日制定
2009年11月14日全部改正
《2011年1月現在更新中》


目次


私たちが生きる社会は、
望む誰かを愛し、望むセックスをし、望むあり方や生き方を求め、または望むかたちのからだを手に入れようとしたときに、大きな困難を伴ったり、時に傷つけられたりすることがあります。レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーなどのセクシュアルマイノリティーズは、これらの問題に苦しみつづけてきました。学生や未成年者のセクシュアルマイノリティーズは、いわゆる社会人や成年者に比して政治的、社会的、経済的地位が相対的に不利な立場にあり、こうした問題がより一層深刻となります。
セクシュアルマイノリティーズは、問題を社会に提起し、解決を図ろうとしてきましたが、そうした活動の継続は難しいものでした。活動による更なる差別の恐れに加えて、セクシュアルマイノリティーズ内での分断のために、同じ志を持つはずの人々が手を取り合うことが阻害されてきたことがその一因です。
Rainbow Collegeは、セクシュアルマイノリティーズの学生がより良い学生生活を送ることができるよう、志を持つ人どうしが連帯し、共に考え、共に行動するための「セクシュアルマイノリティーズ・インカレ・ネットワーク」です。私たちは、ジェンダー/セクシュアリティや所属校、その他あらゆる社会的属性に基づく分断を不毛なものと考え、それぞれの違いを認め合いながらも協力することにより、この志の実現を目指します。そして、活動および運営を円滑に行うために、以下にRainbow Collegeの基本的なルールを定めます。


第1章 総則
(名称)
第1条 本ネットワークは、「セクシュアルマイノリティーズ・インカレ・ネットワーク Rainbow College」と称します。
2 前項の規定にかかわらず、本ネットワークは、必要に応じて、「Rainbow College」または「レインボーカレッジ」をその通称として用います。

(目的)
第2条 Rainbow Collegeは、セクシュアルマイノリティーズ学生がより良い学生生活を送ることができるよう、志を持つ人どうしが連帯し、共に考え、共に行動するための「セクシュアルマイノリティーズ・インカレ・ネットワーク」として存立することを、その目的とします。

(活動内容)
第3条 Rainbow Collegeは、前条に定めた目的に沿う活動のみを行うことができます。ただし、次の各号に掲げる活動は、いずれも行うことができません。
一 この規約(前文を含む。)の規定および趣旨に違反する活動
二 学生であるメンバーの学業に著しい支障が出る活動
三 特定の宗教団体または政党への勧誘もしくはそれらに対する援助を目的とする活動

(定義)
第4条 この規約において、次の各号に掲げる用語は、当該各号に定められた意義として使用します。
一 ジェンダー/セクシュアリティ: ジェンダーアイデンティティ、性的指向その他多様な性のあり方を総称していう
二 セクシュアルマイノリティーズ: レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーその他「普通」「正常」「規範的」などとされているジェンダー/セクシュアリティのあり方の周縁に位置する人々を総称していう
三 学生: 大学、大学院、専門学校その他設置の形態を問わず、教育・学術機関で勉強・研究する人をいう
四 個人情報: Rainbow Collegeの活動・運営に参加することで得た、特定個人に関するジェンダー/セクシュアリティ、氏名、住所、電話番号、メールアドレスその他の情報をいう


第2章 メンバー
第1節 加入および脱退
(加入の要件)
第5条 セクシュアルマイノリティーズの当事者である学生をはじめ、この規約に賛同するすべての人は、Rainbow Collegeのメンバーに加入することができます。
2 すべての人は、前項の加入の諾否にあたって、ジェンダー/セクシュアリティ、生物学上の性、所属校、職業、年齢、人種、民族、国籍、思想、信条、宗教、社会的身分、健康状態、身体的特徴その他いかなる事由によっても差別されることはありません。

(加入の手続)
第6条 メンバーへの加入を希望する人は、この規約の内容を理解しこれに同意した上で、ウェブサイトその他において告知する方法によって、加入の申込をしなければなりません。
2 メンバーへの加入は、前項の申込後、全体メーリングリストへ登録をした時点で完了とします。
3 前2項の手続きを完了したメンバーは、この規約の内容を理解しこれに同意したものとみなします。

(任意脱退)
第7条 すべてのメンバーは、任意にRainbow Collegeのメンバーから脱退することができます。
2 前項の場合であって、当該メンバーがRainbow Collegeの活動・運営に現に関与していたときは、必要に応じて他のメンバーへ引き継ぎをしなければなりません。ただし、急病その他正当な理由がある場合は、この限りではありません。
3 第1項の脱退を希望する人は、ウェブサイトその他において告知する方法によって、メーリングリストの登録解除を行わなければなりません。
4 メンバーからの脱退は、全体メーリングリストの登録を解除した時点で完了とします。ただし、第2項本文に定める引き継ぎ中は、なおメンバーとしての権利および義務を有するものとみなします。

(強制脱退)
第8条 事務局は、メンバーの1人について次の各号に掲げる事由がすべてある場合に限り、当該メンバーを強制的に脱退させる決議をすることができます。
一 この規約の規定もしくは日本国の法令に違反し、またはRainbow Collegeの活動・運営に著しい支障をきたす行動をとったこと
二 強制的に脱退させることが真に必要であること
三 強制的に脱退させるべきか否かにつき議論を尽くしたこと
2 前項の決議は、第30条により準用される第22条第2項の規定にかかわらず、全会一致(決議の対象となっているメンバーである役員を除く。)によってのみ決議することができます。
3 本条の定めは、いやしくも少数者排除のために濫用されることがあってはなりません。
第2節 権利および義務
(活動・運営に参加する権利)
第9条 すべてのメンバーは、Rainbow Collegeにおけるすべての活動・運営に参加する権利があります。

(強制の禁止等)
第10条 すべてのメンバーは、この規約に定めがある場合を除き、次の各号に掲げる事項を強制させられることはありません。
一 Rainbow Collegeの活動・運営への参加
二 入会費、年会費、寄付金、物品購入その他いかなる名目によるを問わず、金銭または物品の提供
三 特定の宗教への入信または援助
四 特定の政党・政治団体への加入、支持もしくは援助、または一定の政策・思想に対する支持
五 その他一切の経済的・肉体的・精神的な負担
2 前項第1号の規定にかかわらず、活動・運営に現に関与している場合であって、その活動・運営を辞退するときは、必要に応じて他のメンバーへ引き継ぎをしなければなりません。ただし、急病その他正当な理由がある場合は、この限りではありません。

(メンバーの平等)
第11条 すべてのメンバーは、平等であり、Rainbow Collegeにおける活動・運営のあらゆる局面において、ジェンダー/セクシュアリティ、生物学上の性、所属校、職業、年齢、人種、民族、国籍、思想、信条、宗教、社会的身分、健康状態、身体的特徴その他いかなる事由によっても差別されない権利を有し、他のメンバーを差別しない義務を有します。

(プライバシーの保護)
第12条 すべてのメンバーは、個人情報を、その活動・運営に必要な限度においてのみ使用しなければなりません。
2 すべてのメンバーは、個人情報が漏洩しないよう、適切に管理をしなければなりません。
3 すべてのメンバーは、本人の許諾を得た場合または法令に定めのある場合を除き、第三者(他のメンバーを含む。)に対して個人情報を提供してはなりません。
4 すべてのメンバーは、メンバーから脱退する際には、必要に応じて個人情報を他のメンバーに引き継いだ後、自らが保有する個人情報を破棄しなければなりません。
5 本条の解釈に際しては、個人のジェンダー/セクシュアリティに関する情報およびそれと関連づけられた氏名、住所その他の情報が、社会の現状に鑑みて、特に慎重に取り扱われるべきことに留意しなければなりません。

(知る権利)
第13条 すべてのメンバーは、前条第3項の規定の場合を除いて、Rainbow Collegeの活動・運営に関する情報を知る権利を有します。


第3章 機関
第1節 通則
(代表等の不置)
第14条 ネットワークとしての性質を鑑みて、Rainbow Collegeは、代表、会長その他いかなる名称によるを問わず、全体の最高責任者または指導者としての地位を有する役職を設置しません。
第2節 総会
(総会の設置)
第15条 Rainbow Collegeは、メンバー全員で構成される総会を設置します。

(総会の権限)
第16条 総会は、次の各号に掲げる権限を有します。
一 この規約の改正(第37条第1項)
二 役員の選任および解任(第26条第1項および第3項)
三 決算の承認(第36条第2項)

(総会の招集)
第17条 事務局は、少なくとも年に1回、総会を招集しなければなりません。
2 事務局は、招集日の1週間前までに、招集日時、場所および招集の主たる目的を記したメールを、全体メーリングリストを通して送信しなければなりません。
3 すべてのメンバーは、事務局に対して、理由を示して、総会の招集を請求することができます。

(総会の定足数)
第18条 総会は、15名以上のメンバーの出席をもって成立します。

(議長および書記の選出)
第19条 総会に出席したメンバー(以下、「出席メンバー」という。)は、その都度、出席メンバーの中から、議長および書記を各1名選出します。

(議長の役割等)
第20条 議長は、総会の議事を整理し、秩序を維持します。
2 議長は、総会の秩序を著しく乱す行為をした者に対して、警告をすることができます。
3 前項の警告にもかかわらず、その者がなお反復継続して前項の行為を行う場合、議長は、その者に対して、退場を求めることができます。ただし、出席メンバーの過半数が反対した場合は、撤回しなければなりません。
4 議長は、議決権を有します。

(書記の役割等)
第21条 書記は、総会の招集日時、場所、出席メンバーの名前、議長および書記の名前、ならびに議事および決議の内容を記した議事録を作成します。
2 書記は、総会終了後速やかに、全体メーリングリストを通して議事録の内容を送信し、その内容をメンバーに通知しなければなりません。
3 書記は、議決権を有します。

(総会の議決)
第22条 出席メンバーは、一人一票を有します。
2 総会は、出席メンバー(棄権したメンバーを除く。)の過半数の賛成をもって決議をすることができます。
3 前項の規定にかかわらず、総会は、全会一致を目指すべく議論を尽くすものとします。

(議決権の代理行使の禁止)
第23条 すべてのメンバーは、代理人によって議決権を行使することはできません。

(傍聴人)
第24条 メンバーではない人は、議長の許可により、傍聴人として、総会を傍聴することができます。
2 議長は、傍聴人に対して、いつでも退場を求めることができます。ただし、出席メンバーの過半数が反対した場合は、撤回しなければなりません。
3 傍聴人は、議長の許可があれば、発言をすることができます。
4 傍聴人は、議決権を有しません。
第3節 事務局
(事務局の設置)
第25条 Rainbow Collegeは、役員で構成する事務局を設置します。

(役員)
第26条 総会は、メンバーの中から、7名以上15名以下の役員を選出します。
2 役員の任期は、選任の日から起算して1年間を経過した後はじめて招集される総会の日までとします。
3 総会は、役員の業務を監督し、不適切な業務遂行があったと認めるときには、その改善を求め、または当該役職の解任を決議することができます。

(事務局の権限)
第27条 事務局は、この規約に特別の定めがある場合を除き、次の各号に掲げる権限を有します。
一 総会の招集(第17条第1項)
二 総会に対する決算案の提出(第36条第1項)
三 Rainbow Collegeの運営に関する規則の制定
四  前各号に掲げるほか、Rainbow Collegeの運営にかかるすべての事項の決定

(事務局の招集)
第28条 役員は、月に1度程度を目安として、随時、事務局を招集することができます。

(事務局の定足数)
第29条 事務局は、3分の2以上の役員の出席をもって成立します。

(準用)
第30条 第19条から第24条までの規定は、事務局について準用します。
第4節 全体メーリングリスト
(全体メーリングリストの設置)
第31条 Rainbow Collegeは、メンバー全員が登録する全体メーリングリストを設置します。

(全体メーリングリストの機能)
第32条 Rainbow Collegeが各所に点在する人々のネットワークであることに鑑み、全体メーリングリストは、Rainbow Collegeおよび広くセクシュアルマイノリティーズ学生に関連する情報の交換の場としての機能を有します。


第4章 会計
(通則)
第33条 Rainbow Collegeは、活動によって得た資金を会計に計上し、それを活動・運営のために支出します。

(会計年度)
第34条 Rainbow Collegeの会計年度は、毎年1月1日から12月末日までの年1期とします。

(会計帳簿の作成等)
第35条 事務局は、Rainbow Collegeの会計を管理し、収支の金額、年月日、内容その他会計の詳細を記した会計帳簿を作成します。
2 事務局は、前項の会計帳簿を作成するにあたっては、できる限り、領収書その他の支出を証明する書面を添付することとします。
3 事務局は、メンバーから会計帳簿の開示を要求され、または会計について説明を求められた場合は、速やかにそれに応じなければなりません。

(決算)
第36条 事務局は、会計年度の終了後最初に招集される総会において、当該会計年度の決算を提出しなければなりません。
2 総会は、前項の規定に基づいて提出された決算を適切妥当と認めるときは、当該決算を承認することとします。


第5章 改正
(改正)
第37条 総会は、決議により、この規約を改正することができます。
2 前項の決議は、第22条第2項の規定にかかわらず、出席メンバー(棄権したメンバーを除く。)の3分の2以上の賛成をもってのみ決議することができます。
3 前項の規定により改正された規約は、当該決議に別段の定めのない限り、当該決議の日から効力を生じます。

(改正の検討)
第38条 この規約は、メンバーによって常に見直され、必要に応じて改正されなければなりません。


第6章 雑則
(免責事項)
第39条 すべてのメンバーは、それぞれ自らの責任においてRainbow Collegeの活動・運営に参加することとし、そのことによって当該メンバーに生じる一切の不利益について、Rainbow Collegeは、いかなる責任も負いません。ただし、Rainbow Collegeの故意または重大な過失による場合を除きます。

(準拠法)
第40条 この規約に関する準拠法は、日本法とします。

(専属的合意管轄裁判所)
第41条 Rainbow Collegeとメンバーとの間で紛争が生じた場合には、協議その他裁判外の方法によって解決するものとし、それでも解決しない場合は、その訴額に応じて、東京簡易裁判所または東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。


附則(2007年4月14日)
1 この規約は、制定の日から効力を生じます。
2 この規約の効力発生より前にRainbow Collegeのメンバーであった者は、効力発生の日をもって、この規約の規定に従ってメンバーに加入したものとみなします。この場合、当該メンバーは、この規約を理解し同意したものとみなします。
3 この規約の効力発生より前に会計担当者、メーリングリスト管理者、ウェブサイト管理者またはSNS管理者に相当する役職にあった者は、効力発生の日をもって、この規約の規定に従ってそれぞれの役職に選任されたものとみなします。

附則(2009年11月14日)
1 この改正は、その決議の日から効力を生じます。
2 この改正を決議した全体ミーティングは、改正後規則における総会として適式に招集されたものとみなします。

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